共に働く

障がい者、高齢者の雇用創出と自立できる職場の確立を目指し、2014年、長野県の青木村にて、地元産「赤ちゃんにんにく」の生産に着手しました。栽培された赤ちゃんにんにくは地元近隣で販売されるほか、赤ちゃんにんにくを加工、商品化を一体化し、青木村特産品として販売するなど、村の6次産業を推進しています。その功績が地元青木村に認められ、2016年、あい・友農園-あおき村は、認定農業者に選ばれました。

赤ちゃんにんにくと生産拠点

障がい者や高齢者の方々のお力添えをいただきながら、青木村特産「赤ちゃんにんにく」の生産を進めています。この「赤ちゃんにんにく」は、にんにくの鱗片を、酸素をふんだんに含ませた青木村のきれいな水に浸し、根と芽を発芽させた水耕栽培の発芽にんにくです。モーツァルトを聴きながら、すくすくと生長します。
この「赤ちゃんにんにく」の生産拠点として、2017年12月に新たな生産拠点として青木村の羊牧場の傍らに少し変わった形のドーム型の植物工場を建てました。温度監視を自動化するなどIoTを活用しながら、計画的に生産を行い、栽培に係る労力を軽減できるようにしています。にんにく鱗片の皮むきや植付、収穫作業など生産に関わる様々な事柄を、障がい者や高齢者の方々に作業していただいています。

6次産業化の取り組み

この「赤ちゃんにんにく」では、地元・青木村の皆さまとも協力し、6次産業化と地方創生に取り組んでいます。青木村農家 約30戸の方々が種にんにくを生産し、あい・友がその種にんにくを水耕栽培し「赤ちゃんにんにく」として商品化し、青木村内の「道の駅あおき」で販売しています。

あい・友農園─あおき村では、これからも村の皆さまとも連携しながら、特産品を作り出し、商品付加価値を高めながら生産し、地域農業の発展にも寄与していきたいと思っています。

※「赤ちゃんにんにく」は、特定非営利活動法人あい・友の登録商標(第6016293号)です。